睡眠時無呼吸症候群(SAS)の対策にはCPAPが有効?その効果や値段は?

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)。

昔は耳にしなかった病気ですが、近年ではよく耳にするようになりました。

大きな交通事故では運転手の居眠りが原因で起きたものもあり、後にSASであったことが判明することもあります。

それがご自分の身に起きても、ご家族の身に起きても辛い思いをしますよね。

そこでSASの治療に用いられるものの一つ「CPAP(シーパップ)」について調べていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状

 

「ガーガー ゴーゴー・・・・・フガっ」

一般的にはこのようないびきのイメージがありませんか?

私の主人はこのようにいびきといびきの間に息をしているのかいないのかという症状があります。

皆さんのご家族はいかがでしょう。

大切なご家族にこのような症状があるのは心配になりますよね。

ここではSASがどのような症状であるのかを見ていきます。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、字を読んだままなのですが、寝ているときに呼吸が止まることがある病気です。

何を基準にSASを判断するのか・・

10秒以上の無呼吸(気道に空気の流れがなく止まっている状態)が睡眠中(睡眠時間は7時間とする)に30回以上か1時間に5回以上あること。

 

まず、【慢性的ないびき】があるかどうかを確認します。

いびきがあるからと言ってSASと確定できるわけではないのですが、可能性があります。

今、発症していなくても今後SASになっていくこともあります。

[いびき:上気道(鼻~気管支あたり)の空気が通るところに原因があって狭くなったところに空気が早いスピードで通ると、粘膜などが振るえる。そのときの音がいびき。]

慢性的ないびきがある人は常に上気道が狭く、悪化することもあり、呼吸ができなくなってしまうこともあります。

 

SASであったとして、そのときのいびきの特徴があります。

先にも述べた

【慢性的ないびき】

他にも

【朝までずっと続いている】

【横を向いたり、仰向けではないときは音が小さくなる】

SASのイメージの

【いびきの音が変わったりして、呼吸が止まる】

ご家族に思いあたる節はありませんか?

上にあげた症状は自分ではわからないことなので早めに伝えてあげた方がいいかと思います。

 

今からあげるものは自己判断できるものです。思い当たる節がないかチェックしてみてください。

 

◆寝ている時間

  • 息苦しい・寝苦しい
  • 呼吸ができなくなる・乱れる
  • 寝汗
  • 何度も目が覚める
  • 何度かトイレに起きる

 

◆起きる時間

  • 口がパサパサする・ベトベトする
  • パッと目が覚めない・よく寝たと思えない
  • 寝たのに体が重い・だるい
  • 頭痛

 

◆昼間

  • 眠い
  • だるい
  • 集中力散漫
  • 気分がすぐれない

 

あてはまる症状はありませんでしたか?

もしその症状が長く続いていたり、眠気などの症状が慢性化している場合は一度医師に相談することをお勧めします。

 

スポンサーリンク

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因

 

様々な症状があることがわかりましたが、その症状の原因は一体どのようなものなのでしょうか。

 

大きく分けると二つの原因があります。

 

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)

先にも述べましたが、上気道が狭く、空気の通り道が十分確保できないことから呼吸ができなくなってしまいます。SASの患者さんの9割ほどがOSAタイプです。

なぜ上気道が狭くなるかというと、首や喉に脂肪がついてしまっていること、扁桃(腺)肥大や舌が大きい、舌根沈下(舌の付け根が下がる)、軟口蓋沈下(上あごの奥の方の柔らかい部分が下がる)などの要因が喉と上気道を塞いでしまうことが考えられます。

 

中枢性睡眠時無呼吸(CSA)

本来出るはずである脳からの指令が出ないことで起こります。(呼吸中枢の異常)

SASの患者さんの中でもまれなタイプです。

OSAと違い気道が狭くなるということがなく、開いたままの状態で、脳からの呼吸指令が出ないことで呼吸が止まってしまいます。

(このとき肺・胸郭・呼吸筋・末梢神経に異常は見られません。)

呼吸が止まった時にOSAと違うことは呼吸をしようという働きがないことです。

(OSAは上気道が狭まり呼吸が苦しくなるので呼吸をしようとする働きがあります。)

心機能が低下した場合に30~40%の割合でCSAの症状がみられるとされています。

 

もっとも重要な対策と言われる「CPAP」の効果や値段は?

 

「CPAP(シーパップ)」・・・

日常生活では聞きなれない言葉ですが、一体どのようなものなのでしょうか。

 

病院に行っていきなりCPAPで治療できるわけではありません。

1 病院へ行って医師と話す

いびき・眠気・病歴などについて質問があります。

(寝ているときのことを伝えるため、一緒に寝ている人と診察に行くことをおすすめします。)

 

2 1で疑いがあった場合、検査を受ける

自宅で簡易検査[手の指・鼻の下にセンサーを付けて寝ているときの状態を調べます。]

 

3 2で詳しい診断が必要と言われた場合、入院検査

睡眠と呼吸の状態を調べる検査を受けます。

 

4 治療が必要と判断された場合、治療へ

ここで医師と治療の方針を話し合い、CPAP治療に入ります。

 

CPAP治療とは?

 

Continuous Positive Airway Pressure』の略です。

経鼻的持続陽圧呼吸療法という治療法で、閉塞性睡眠時無呼吸に有効とされています。

 

睡眠時に呼吸が止まってしまうことを防ぐために、CPAP装置から空気がエアチューブを通って鼻に着けているマスクへ、そして気道まで届きます。

風圧により、空気の通り道が確保でき、鼻で呼吸がスムースにできるようになります。

 

寝ているときに空気が送られている状態で寝れるか・・・という疑問があるかもしれません。

治療に適した設定を行い、鼻にマスクを正しく着けているかどうかがカギです。

治療が始まる時に装置の設定のために一泊することもあります。

不安やわからないことがあれば、医師に相談して一つずつクリアにしていきましょう。

毎日継続していかなければならない治療なので、コツがつかめるまではしっかり相談します。

(空気の圧力に慣れない、マスクがうまく着けられない など)相談することでマスクを変えたり、CPAP装置の設定を変えることができ、不快な状態を改善することができます。

※不快だからと独断でやめることはおすすめしません。

 

 

CPAPの検査から治療までの費用

 

健康保険が適用されます。

 

  • パルスオキシメトリー(酸素飽和度を調べる検査):300円
  • 簡易検査(気流・いびき音から気道の狭さ、呼吸の仕方を調べる検査):2,700円
  • 終夜睡眠ポリグラフ(入院して、呼吸と睡眠の状態、酸素飽和度、眼電図 などを調べる検査):10,440円

 

他に初診料、再診料、入院費用が別途かかります。詳細は病院へお問い合わせください。

  • CPAP治療:月4,500円ほど

 

スポンサーリンク

 

まとめ

 

ご自身のいびきで悩んでいる方、ご家族のいびきで悩んでいる方、いびきは危険信号なのではないでしょうか。

今回紹介した症状であてはまるものがあれば、早めに医療機関への受診をおすすめします。

治療から心筋梗塞、脳卒中などの命に関わる状況になるリスクを抑えることができるという報告もされています。

大切なご家族のためにも是非治療を。

 

▼安眠をサポートするサプリ



 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です